自分がそういう世代に差し掛かったからかもしれませんが、最近よく見たり聞いたりする言葉があります。
今日が一番若い。
確かにその通り、時間を逆戻りすることはできませんから、今日が一番若いのです。
60歳をシニア呼ばわりなんて失礼
そうでなくても、今のシニア世代は若々しい人が多い。
60歳で定年退職となる会社がまだ多い日本社会ですが、60歳なんてシニア世代と呼ぶのも失礼なくらいです。
再雇用制度などで現役時代と同様に働いている人も少なくないですよね。
65歳ならシニアとしては新進気鋭
厚生労働省「就労条件総合調査」(平成29年)によると、一律の定年制を定めている企業のうち定年を60歳とする企業が79.3%を占めています。
年金をもらい始めるようになるのが通常は65歳ですが、このあたりがシニア世代の最若手ゾーンでしょう。
まだまだお元気な先輩方がたくさんいると思えば、若い気分になれるでしょう。
実際に、シニアと呼ばれる中では相対的に若いのですし。
70歳でも80歳でも今日が一番若い
しかし加齢には勝てない部分もあるのはやむを得ません。
70歳を過ぎたころから、身体に不調を抱える人が著増するような印象があります。
男性の健康寿命が70歳をちょっと越えたところですから、その先はもろもろ故障がありつつの人生になる人が増えてくるというわけですね。
しかし、70歳だろうが80歳だろうが、今日が一番若いことには変わりありません。
身体に多少の不調があろうと、できる範囲で毎日何か新しいことにチャレンジして行きたいものです。
それが孤独のシニアの生きる道かな、なんて思っています。