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【孤独死関連ビジネス】孤独死したときの連絡先がわかる「ステッカー」

葬祭業者のセレモニー(東京)は2023年7月20日から、「おひとりさまのためのもしもステッカー」の提供を始めました。

葬祭業者のサービスの一環

ステッカーは2層のラミネートになっていて、表面をめくるとQRコードと電話番号の記載が見え、セレモニーに連絡できるようになっています。要するに、孤独死してしまったときに、発見した人は事後処理を担当するセレモニーに連絡してください……とお願いするためのステッカーです。

セレモニーは、一人暮らしや身寄りのない人に「万が一」のことがあった場合、その後の処理を完遂する「葬儀埋葬委任契約サービス」を事業化しています。このステッカーは、同サービスの契約者全員に配布されているとのことです。

葬儀や埋葬はオーダーメイド

このサービス、生前に「葬儀や埋葬をどのようにするか」をセレモニーに頼んでおくところがミソです。セレモニーは、倒れているのを発見した人から連絡をもらい、契約通りに葬儀や埋葬を済ませてくれます。サービスの料金が気になるところですが、同社サイトにも記載はありませんでした。一人ひとり内容の異なるオーダーメイド契約となるためでしょうか。料金については個別に問い合わせるしかないようです。

ステッカーはスマホに貼れるサイズ

 

ステッカーのサイズは縦横3㎝と、大判の切手くらいのサイズ。スマホの裏側や、冷蔵庫の扉などに貼ることが想定されています。葬儀埋葬委任契約サービスとステッカーの組み合わせは、よく考えられていると感心しました。介護事業者と連携したら、契約数が伸ばせそうな気がします。

葬儀埋葬委任契約サービスは、埋葬だけでも応じてもらえますし、公正証書の作成や信託会社への費用預け入れなども対応してくれるということです。

おひとりさまは葬儀と埋葬についても考えておこう

私も一人暮らしで、いつ倒れて絶命するかもわかりません。葬儀や埋葬などの事後処理をどうするかなど、考えたこともありませんでしたが、そこまで目配りしておく必要がありますね。おひとりさまの終活を、これからも考えていきたいと思います。

 

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nararou

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