定年退職後、あるいは子育てを終えた後に何か趣味を持ちたい。でも、難しいものは習得に時間がかかるし、根気も続かないかもしれない……。そんな悩みをお持ちの方にお勧めしたい楽器が、ウクレレです。
ウクレレはご存じのとおり、小さくて手軽な楽器です。年配の方なら牧伸二の「あゝやんなっちゃった」、女性の方ならフラダンスの伴奏でおなじみだと思います。かく言う私も、暇な時間にちょっとずつ練習しようと思い、ウクレレを衝動買いしました(上の画像、激安品です)。
ウクレレの良いところはこんなにある
ウクレレの良さは、ちょっと考えただけでも以下のような点があります。
- 小さく軽く持ち運びやすい
- 数千円から買えるのでお手軽
- 指を動かすので脳トレや認知症予防になる
- 大きな音が出ないので近所迷惑にならない
- 大きな音が出ないので恥ずかしくない
小さくて軽いのは大きなメリットです。思いついたときに手に取って、ポロンポロンと練習できます。手の小さな女性でも扱いやすいのは、ウクレレならではの特徴です。
ギターやピアノ、サックスなどではそうもいきません。
値段はピンキリですが、お安いものなら数千円から買えるのも良い点です。
そして、格安ウクレレでもちゃんとしたキレイな音が出ることが、以下のYouTubeで証明されています(プロの演奏なので凄すぎですが…)。
ウクレレで認知症予防の効果も期待
左右の手の指を使って演奏するので、脳トレになることは間違いありません。認知症予防も期待できます。
シニアと呼ばれる年代に差し掛かってくると、これはポイントになりますね。
ウクレレはボディが小さく、反響が少ないのでそれほど大きな音は出ません。
ピアノやサックス、バイオリンなどではそうもいきません。
最初は誰でも初心者なので、上手く弾けるわけがありません。音が小さければ近所迷惑にもならず、恥ずかしさも感じずに済みます。
ウクレレの小ささはデメリットでもある
ウクレレの小ささはメリットなのですが、デメリットでもあります。
指で押さえる部分も当然小さいので、きちんと押さえるのが難しい(つまりキレイな音を出すのが難しい)のです。
そこで、最初はウクレレ教室で弾き方を習ってみようかと考えました。
しかし、そこにも問題が。曜日や時間が固定になる教室では、シフト勤務で仕事をしている私には不向きです。時間を自由に選べる教室は、通いやすい地域にはありませんでした…。そもそもウクレレ教室の数は、それほどたくさんはありません。
教室かYouTubeか、はたまたDVD教材か
YouTubeには多くの練習用動画があります。ちょっとやってみましたが、これはこれで役立ちそうではあるものの、ゼロからの体系的な練習には向いていないと感じました。少しできる方なら、レパートリーを増やしたりテクニックを磨いたりするのに使えるとは思います。
紆余曲折の末にたどり着いたのが、独習用のDVD教材でした(バナーからリンクご参照ください)。なんとも古典的ですが、YouTubeと違って目移りすることがありません。YouTubeは、ある程度弾けるようになってからの楽しみにします。
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講師を見て飛びついたDVD教材
こちらの教材は、ギタリストの古川忠義氏が講師を務めています(画像参照)。古川氏については、以前からYouTubeを通じて知っていたので、「この人なら」と思って飛びついてしまいました。
DVDでは、古川氏の手元がアップで映されていて、なるほどと参考になります。同じようにできるかどうかは別問題ではありますが…。
公式サイトを見ると、81歳の大先輩がウクレレに取り組んでいるコメントが掲載されていたりして、大変励みになります。こちらの教材には、楽器本体がセットになったものもあります。これからウクレレを初めてみようか、とお考えの方なら、楽器セットでスタートするのも手だと思います。
教材の値段は安くないが高すぎるとも言えない線
気になるお値段を紹介しておきます。DVDと教本だけなら32,780円、楽器とセットで53,930円(価格は税込、送料無料)です。正直な感想を言えば、安くはないという印象ですが、教室に通う費用と手間を考慮すると高すぎるとは言えない「良く考えられた水準」かと思いました。
楽器セットには楽器本体のほか、ケースやチューナーなども付属しているので、お得感があります。まず始めてみて、物足りなくなったら好みのウクレレを買えばいいですね。
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今回はシニアが孤独と戦う一つのツールとして、私も始めているウクレレをご紹介しました。まずはちゃんとした音を出すところから、頑張ります!