4月は新年度、入社式のシーズンでもあります。
入社式の社長挨拶などで、「ジンザイ」の話をされたケースも多いでしょう。
カタカナで「ジンザイ」と書いたのは、いくつもの当て字があるからです。
これから戦力となる材料 人材
ジンザイというとき一般的に使われるのは「人材」です。
材料の材、素材の材の字を使うことからわかるように、会社にとってこれからの戦力となっていく素材に相当する人たちを表します。
まさに社会に出たばかりの新入社員は「人材」ですね。
貢献度が高く手放したくない 人財
次に良く見かけるのが「人財」。
財産の財ですので、会社の財産と言えるような人たちです。
知識や経験を生かして会社の利益に貢献したり、後進の育成に力を尽くしたりする、そんなイメージがあります。
ただいるだけの人 人在
ここからはあまり一般的ではない「ジンザイ」になります。
ただいるだけで会社にプラスならない人たち、これを「人在」と呼ぶようです。
2:6:2の法則をご存じでしょうか?
ある程度の人数のグループがあると、良く働く上位の2割、サボってばかりで働かない下位の2割、そして可でもなく不可でもない中間の6割に分かれるという法則です。
中間の6割のうち、さらに伸びる余地が感じられない人が「人在」扱いされているように感じます。
マイナスでしかない人 人罪
前述の法則で、下位の2割に当たる人は「人罪」かもしれません。
何と言っても罪ですから、会社に対して明らかにマイナスの影響を与える人たちを指します。
場合によっては懲戒処分されるような、そんな人たちですね。
シニア世代は社会の「人財」でありたい
ここまでの「ジンザイ」のお話は、基本的に会社にとって役立つかどうかという観点でした。
シニア世代は会社とか職場という狭い領域ではなく、社会という広いフィールドでの「人財」でありたいものです。
多少体の動きが悪くなっても、最新ITツールは使いこなせなくても、長い人生で培ってきた知識や教養、経験が強い味方になってくれるでしょう。
振り返ると自分には何もない…と肩を落とす人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。 長年引きこもりだった中年男性がプログラミングの仕事で才能を開花させた、などという話もあります。
ボランティアでもアルバイトでも、少しでも社会に役立つことをやってみようじゃないですか。
これから絶対必要な介護の世界で人財に
実は私自身も、半生を振り返ってみると社会に役立てられるような経験も知識もありません。
離婚経験はなかなか役立てにくいですしね。
そんな悶々とした思いでいるときに見つけたのが「クラウドケア」というサービスです。
今後ますます需要が増える介護分野で、介護保険の対象にならないサービスを請け負うのがクラウドケアの設立趣旨でした。
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介護する人とされる人のマッチング 孤独のシニアはクラウドケアを利用すべし
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クラウドケアの良いところは、健康なシニアならサービスを提供する側に回れるところ。
買い物補助や庭木の手入れ、話し相手になるといった、介護経験のない人にもできる仕事も選べます。
ニッチな仕事ですが、人に喜ばれる「人財」になれること請け合い。
関心のある人は下記のリンクから公式サイトをチェックしてみてください。
介護保険では適用できない介護・家事・生活支援サービス【クラウドケア】