独居シニアの孤独死を防いだり、万一孤独死しても即座に発見できるようにしたりするサービスが多数登場しています。中でも、手軽さでは随一とも思える見守りサービスを、ヤマト運輸が提供していますのでご紹介しましょう。
電球が異状を検知すると通知を送る
宅急便でおなじみのヤマト運輸が提供しているのは、「クロネコ見守りサービスハローライト訪問プラン」。見守られる側でやることは、トイレや廊下などの電球を、SIMを内蔵した「ハローライト電球」に交換するだけです。工事やその他の機器は必要なく、電球の交換は、ヤマト運輸のスタッフがやってくれます。
SIM内蔵の電球ということは、電球に通話できない携帯電話の機能をドッキングしたようなものと思えばよいでしょう。電気のON、OFFを感知し、異状ありと判断した場合は、電球から通知が送信されます。このサービスのキモは、異状を検知した際、通知先からの依頼があればヤマト運輸のスタッフが訪問してくれるところです。
月額1,078円と手軽で役立つ良サービス
料金は月額1,078円(税込)。初期費用は0円で、電球代も無料です。このサービスのバックボーンとなるハローライト電球は、ハローライト株式会社(東京)が開発したもので、電球そのものはAmazonなどで購入可能です。異状検知時にメールで通知をもらうだけならヤマト運輸を経由する必要がなく、ハローライトとの契約で月額165円(税込)からと格安です(電球代は別途)。
ただし、遠くに住む親の見守りに利用するなどの場合は、ヤマト運輸のスタッフが訪問してくれる「ハローライト訪問プラン」にメリットがありそうです。孤独死対策に悩んでいるなら、IT社会の進展が生んだ新しい見守りサービスを試してみてはいかがでしょうか。
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