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【介護職員初任者研修】介護業界にたくさんある略語を知って使いこなしたい

2022年12月21日

介護職員初任者研修の講座も5回目を終え、来週からはいよいよ実技に入ります。5回目の講義は朝から夕方まで、ずっと座学だったのでさすがに眠いです。講座に慣れてきたこともあって、眠気が襲ってきたのもあるかもしれません。

よく使われる略語は知っていて損なし

5回の講義を受ける中で、イヤでも気づかされるのが介護業界の略語の多さ。たしかに「介護老人福祉施設」とか「サービス付き高齢者住宅」などと言っていては面倒です。

介護とは無縁の業界から受講している私が、これまでに遭遇した略語をランダムにご紹介します。介護職を目指そうとしている人には、知っていて損はないはずです。

とくよう(特養)

これはよく聞きますね。「特別養護老人ホーム」、略して特養です。ですが、介護保険法上の正式名称は「介護老人福祉施設」です。それでも、一般的には「特養」と呼ばれています。

特養は、介護が必要な高齢者が入居する、公的な施設です。老人ホームの一種と言えますが、民間運営に比べて低料金なのが特徴とされます。

ろうけん(老健)

こちらは「介護老人保健施設」の略称です。特養=介護老人福祉施設とよく似た名称ですが、老健は、病院を退院して自宅に戻る中間の施設を言います。公的な施設で、リハビリをするところと思えばよさそうです。

ちなみに、有料老人ホームの略称は「有料」。ずいぶん素っ気ないと思いましたが、普通に使う分には、呼称は短いほどよいのでしょう。

さこうじゅう(サ高住)

最近耳にすることが増えていますね、サ高住。これは「サービス付き高齢者向け住宅」の略称です。要介護度の低い高齢者を対象とした住宅で、自由度の高い生活が送れるのが特徴です。介護サービスは付いていたり、付いていなかったりなので、入居前の確認はおろそかにできません。

でい(デイ)

デイサービス(通所介護)は、縮めて「デイ」と呼ばれます。自宅介護されている高齢者などが、機能回復訓練や食事、入浴などの介護を受けるところです。時々、送迎の車を見かけますね。

介護職員初任者研修の講座初日、さっぱりわからなかった単語が「ほうでい」です。その正体は「放デイ」、すなわち「放課後等デイサービス」の略で、障害のある子供たちなどのためのデイサービスでした。

けあまね(ケアマネ)

これもよく聞く単語で、「ケアマネージャー」のこと。もっとも、正式名称は「介護支援専門員」です。ケアプランを作成したり、事業所との調整を行ったりする重要な仕事を担っています。いわば介護保険のエキスパートで、介護を受ける人や家族と、サービスを提供する事業者とのパイプ役になる職種です。

させき(サ責)

これもまったく意味不明でした。「サービス提供責任者」の略称です。訪問介護の事業所には必ずいる、ヘルパーさんを管理する役職とのこと。講座の中でも「サ責」はちょくちょく出てきます。介護の現場で働くようになったら、頻出する単語になりそうです。

PT、ST、OT

それぞれリハビリの専門職を表す略語で、PTは理学療法士、STは言語聴覚士、OTは作業療法士を意味します。前出の老健で働いていることが多い職種です。IT業界を少しかじっているので、PT=プログラムテスト、ST=システムテスト、OT=オペレーションテスト……と同じ略語だな、と思ってしまいました。

介護職に就いたら毎日使うかもしれない略語

私が聞き慣れなかったいくつかの略語をご紹介してきました。介護の仕事をするようになると、普通に使うようになるであろう単語たちです。こういうきっかけからでも、介護職員初任者研修に関心を持ってもらえれば幸いです。

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nararou

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